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研究記録~コットンパールとバラのアシンメトリーピアスができるまで
こんにちは、イロフル手芸研究所の山下りえです。
以前、ビアンスールさんに委託させてもらっていた大粒コットンパールとバラのピアスを、新色を加えてネットショップに並べようと企んでおります。
ということで、新色が完成するまでの様子をこちらでお送りいたします♩
山下の葛藤・自画自賛、さらに詳しい製作の様子は、記事内の 関連記事 をご覧ください。
コットンパールとバラのアクセサリーができるまでの製作過程
製作過程1
まずは、コットンパールに合わせる色を決めていきます。
今まで作っていた色とかぶらないようにしたいと思っていたので、ベージュなんかいいかな~と思ってました。
…が、沢山の色を目の前にすると迷う迷う。
結局、当初考えていた色とは違う色にしました。
関連記事 →大粒コットンパールに合わせて、バラの新色を決める
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製作過程2
決めた色のペーパーをカットした後、写真の右側のバーを使いクルクルとバラを巻いていきます。
ひとつのバラの大きさは約7~8ミリなので、とても細かい作業になります。
紙を触った瞬間、「あっ!」あることに気がつきました。どうか上手くいきますように…(>3<)
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製作過程3
作ったバラを一つ一つ貼り合わせて球体の形を作ります。
向き、角度など色々なことに気をつけます。
ひとつでも上手くいかないと綺麗な球体にはならないので、とても神経を使いました(>_<)
関連記事 →作った巻きバラを丸い形に組み立てる
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製作過程4
できたてホヤホヤの球体のバラをさらに整えていきます。
このひと手間を加えることによって、身につけた時のチクチク感もなくなり、さらにコロンとした可愛いバラのボールになります。
ここはやりすぎてしまうとバラの形が崩れて、ただの渦巻きのように見えてしまうので気を付けないといけません。
ビフォー・アフターを見てもらったら、きっと違いが分かります^^
関連記事 →巻きバラが集まった球体の形を整える
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製作過程5
丸い球体に組み立て形を整えたバラに、今度は専用のニスを塗ります。
ニスの厚みは薄すぎても紙の柔らかさが残り弱くなるのでダメですし、逆に厚く塗りすぎても花びらの間にニスが溜まりすぎて、見た目が綺麗ではありません。
ニスが溜まらないよう極細筆を使ったり目打ちを使ったりしながら丁寧に塗ります。
その後乾燥させ、また次のニスを塗るということを日を分けて4回程繰り返します。
関連記事 →0号の極細筆でニスを塗り重ねていく
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製作過程6
ニスを塗り終えた球体バラに、金具を取り付けました。
まずは接着剤で貼り付け丸一日乾燥させて、その後UVレジンでさらに補強します。
バラやパール部分を持ってピアスを付けたり外したりすようになるので、取れないように2段階で貼り付けしています。
関連記事 →レジン液とUVライトで接着の仕上げ
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販売中ですのでぜひぜひチェックしてみてください^^